貧血の人は冷え性になりやす
貧血とは簡単に言いますと、血液の中の赤血球やヘモグロビンが不足している状態のことです。
働きの悪い赤血球がでは、血液の流れが悪くなり酸素や栄養は体の隅々まで行き渡りませんから、冷え性の原因になってしまいます。
そして、酸素や栄養分が体内の必要な部分に運ばれないと、細胞の代謝ができなくなります。
エネルギー代謝は熱を発生しますが、それが出来ないために冷えが生じます。
貧血がひどいと、立ちくらみや目の前が真っ暗になって倒れる、といった事態が起こります。

また、顔色や唇の色が悪いというのも貧血の人の特徴です。
それから、個人差がありますが、平熱で36度以下の場合、貧血とは別ですが低体温の疑いがあります。
体温が低いということは、体の熱生産性が低いということで、そのために体全体が冷えてしまいますから、体は十分に機能することができません。

貧血の原因には色々ありますが、そのままでもさしたる支障がない貧血や、放置しておくと由々しき状態になる貧血があります。
大腸がん発見放置しておくと危険な貧血の一つの例をあげますと、ある男性が腰痛になり、色々な検査をしても腰痛の原因が確定できませんでした。
ところが、血液検査で軽い貧血を認められたため、便潜血検査を行なったところ、陽性という結果が出たのです。
その後、大腸検査(大腸ファイバー検査)を受けたところ、結果は大腸に早期ガンが見つかりました。
早期大腸ガンを切除すると腰痛も治り、結果的にその男性は命拾いをしたのです。

別の男性は、この男性は毎年誕生日に献血をすることにしていたそうです。
それまでは特に問題になったことはなかったのが、今年の献血の結果、初めて貧血の通知が来ました。
つまり赤血球の数値が低かったのです。
それまでは1度も検査にひっかかったことがないため、たまたま献血した日の体調が悪かっただけだと、そのまま放置しようと思ったのだそうです。
献血しかし、貧血と聞いて小学生の時に朝礼で青い顔をして倒れる女の子を思い出したのです。そうなるとやはり気になりだして、毎年健康診断を受けているクリニックの人間ドックを申し込んだのでした。
そして、検査結果で貧血が判明しました。
健康診断の結果の赤血球数もヘモグロビン値も以前より低いのが気になりました。
胃に関しては胃カメラの結果、問題はありませんでした。
幸い大腸内視鏡専門の先生がいるので、大腸の内視鏡検査を受けました。
貧血と大腸はまるで関連性のないように思えますが、先の例のように大いに関係があるのです。
そして、この別の男性の場合も大腸にポリープが見つかり、摘出手術の後では貧血症状も消えたのだそうです。

貧血はこのように恐ろしい病気と関係がある場合がよくありそうですから、怖い症状だと理解して、貧血かどうかを常に自己チェックするようにしましょう。

夏の冷房そして冷えも同様、体全体に様々な悪影響を与える怖い症状です。
冷えは血液不全や免疫低下を誘導し、体は様々な病気にかかり易くなります。
女性の間に冷え症が増えていますが、現代社会では夏の冷房も原因の一つになっています。
夏には暑い外気に対し、体を冷やす自然の体温調節機能が働きます。
元来、夏は体が冷えるような仕組みになっていますから、寒さに対する準備は全くできていません。
寒さを防ぐ力が無い夏の体を冷房で冷やしてしまうのが、冷え性を誘発するのです。
そこに貧血だと体内に血液とヘモグロビンが不足していますから、血の巡りが悪くなり、さらに腰の冷えは骨盤内部の臓器の働きを悪くし、体調不良を引き起こします。

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貧血の症状を解説!冷えも貧血の症状の1つ!?

貧血の症状と種類
貧血の症状は色々あります。
顔色が悪く、血色が良くない、なんとなく身体がだるくて疲れやすい、少し運動しただけで、すぐ息切れするなどは典型的な症状です。
そして、普段偏食気味だとかダイエット中の人は、このような場合は鉄欠乏性による貧血を疑ってみる必要があります。
特に女性は、鉄分が不足しがちな体の仕組みになっています。

貧血の症状を軽いものから順に並べてみると次のようになります。
すなわち、
皮膚の蒼白(血の気がない) → 突然の動悸 → すぐ息があがってしまう → 頭痛 → 眩暈 → 食欲不振 → 吐き気 → 発熱 → 呼吸困難
です。
具体的な症状としては血液のヘモグロビンが正常値の70%以下になると、顔色が悪く血の気が無くなったり、口の中全体の血色が無くなったりします。
しかし、一般的にこの段階では、まだはっきりした貧血の症状は現れにくく、自覚症状もあまりありません。

次に、ヘモグロビンが正常値の60%以下になると、酸欠状態になるため、心臓が出来るだけ多くの血液を体中に送り込もうとします。
そのため、心拍数が突然、通常より多くなる症状や運動しただけで、息が上がってしまう症状がでてきます。

さらに、ヘモグロビンが正常値の40%以下になると、頭痛、耳鳴り、眩暈などの貧血の症状が、はっきりと現れてきます。
もう完全な貧血状態で、寝付きが悪くなり、不眠症になったり、手足の冷え、あるいは少し運動をしただけで、だるくなったり疲れてしまう症状が出てきます。

そして、ヘモグロビンが正常値の30%以下になると、食欲不振、吐き気など、通常の生活にも支障をきたす症状が現れてきます。
こうなってしまうと体の抵抗力も低くなり、ちょっとしたはずみで病気にかかる事もありますので、注意が必要です。

このように鉄分が不足すればするほど貧血の症状は悪化してきます。
次に、貧血の簡単なチェック方法を見てみましょう。
鏡で下まぶたの裏側を見てください。
ここが十分赤く、血色がよければ大丈夫ですが、全体が白ぽっくて血管の一本、一本がはっきり見えるときは貧血の疑いがあります。

冷え性の原因にもなる「貧血の種類と原因」

貧血の種類
ここで、貧血の種類とその原因について見てみることにします。

  1.  鉄欠乏性貧血 

    鉄欠乏貧血は、ヘモグロビンの合成に必要な鉄分が不足し、ヘモグロビンが十分に作られないために起こる貧血です。
    体内では鉄を作り出せませんから、鉄分は食物から摂取することが必要です。
    そして、食物から摂取しても鉄が足りないと、体中に蓄えられている貯蔵鉄から不足分が補われます。しかし、この貯蔵鉄が無くなると、鉄欠乏性貧血の症状が現れるのです。
    貧血のなかで、最も多く見られるのが鉄欠乏性貧血で、胃腸潰瘍、悪性腫瘍、痔などの体内での慢性的出血などが主な原因となりますが、体が成長期であったり、月経・妊娠中であることも原因になります。

  2.  巨赤芽球貧血(悪性貧血) 

    ビタミンB12と葉酸は血球が出来るときに必要な栄養素ですが、ビタミンB12と葉酸の不足が原因となって起こる貧血です。赤血球が造られる時、栄養素不足のため細胞分裂がうまくいかずに巨大化して赤血球の前身である赤芽玉の巨大なものが造られます。
    これが巨赤芽玉ですが、巨赤芽球からできた赤芽玉も異常に大きく、赤血球になるための熟成ができず、赤血球になる前に壊れてしまいます。
    症状としては、手足のしびれ、舌の発赤と痛みを伴う萎縮、軽度の黄疸などの症状が見られるほか、細胞増殖の異常や神経系の異常などが現れます。

  3.  溶血性貧血 

    何かの原因により赤血球がもろくなり、120日という赤血球の寿命の前に、脾臓で取り壊された結果、血液の生産が追いつかなくなることで起こる貧血です。

  4.  再生不良性貧血 

    再生不良性貧血は、血液をつくっている骨髄の働きに障害が発生し、血液生産量が低下して血液中の赤血球が十分に造られなくなった結果、起こる貧血です。
    白血球・血小板も減少するため、細菌の感染や出血が起こり易くなります。
    多くの場合、原因が不明で、特発性再生不良性貧血と呼ばれています。

  5.  続発性貧血 

    病気が原因起こる貧血を続発性貧血と呼びます。 ガン、リウマチ、寄生虫、心臓・肺・腎臓・肝臓などの病気に伴って起こりますが、妊娠によって起こる貧血もこれに含まれます。

冷え性にも関係してくる?血液をつくるメカニズム

血液を作るメカニズム
血液は、心臓とともに生命の維持と活動にはなくてはならないものです。
そして、血液は貯蔵は出来ますが、人工的に造り出すことはできません。
古代エジプトでは、血液は消化管の中で作られると考えられていたそうで、この考えは17世紀まで続き、骨の中(骨髄)で造られる事がわかったのは、19世紀に入ってからです。

では、血液は体内のどこで造られているのかといいますと、血液を造っているのは骨の中心部にある骨髄の赤色髄なのです。
骨髄は骨の中空になっている部分をうめている組織ですが、血液製造という大切な役割をもつ骨髄も固い骨で守られています。
血液の中には赤血球、白血球、血小板などの有形成分が含まれていますが、その母体となっている細胞は造血幹細胞です。
そして、この造血幹細胞には、様々な細胞を作り出す能力がありますが、この細胞から、何らかの刺激を受けることによって赤血球や白血球、血小板、リンパ球など様々な血球に成長していくのです。
見かけは全然違う赤血球や白血球、血小板も元は同じ細胞なのです。

このように血液はそのほとんどが骨髄で造られているのですが、骨髄が一刻も休むことなく、この仕事をするためには、血液を造りだすために膨大な材料が必要なことはいうまでもありません。
この血液を造りだす造血に必要な材料としては、タンパク質、脂肪、鉄、銅、ビタミンB12、葉酸など微量の酵素や、肝臓などで造られる造血刺激物質などが関係していることが明らかになっています。

このように考えると、造血に必要なタンパク質、脂肪、鉄や銅、ビタミン12、葉酸などの酵素は体内のどこにも存在しません。
これらは全て何らかの形で体外から摂り入れなければなりませんから、食事という行為が造血と大きな関係があることは分かっていただけると思います。
生命の元は食なのです。
そして、この食べる物や食べ方(調理法など)の善し悪しで、造血作用が正常に行われるかどうかが決まってしまいます。

貧血を改善して冷え性も改善

貧血改善食材
貧血は体全体にとっても、冷え性にとっても好ましい状態ではありませんから、特に食生活には気を配って、貧血にいい食べ物を摂るように心がけたいものです。
貧血にいい食べ物とは、鉄分がたっぷりとれる食べ物です。
そして何と言っても鉄の含有量が多いのはレバーです。
鉄分もタンパク質もビタミンB群も豊富なレバーは、まさに貧血には理想的な食材といえます。

また、鉄分とタンパク質が豊富な牛や豚などの赤みの肉もいい食材です。
多くの鉄分のほかに、ビタミンB6も含んだマグロやカツオ、アサリ、シジミなどの魚介類も貧血の予防と改善にいい食材です。
そもそも赤血球をつくるのには、ビタミンB12や葉酸が必要で、ビタミンB6も造血にかかわる栄養素です。

葉酸はビタミンB群の一つで、牛や豚のレバー、卵黄、全粒粉、オートミール、ピーナッツ、くるみ、ほうれん草、ブロッコリーなどに多く含まれています。
また造血に欠かせないのがビタミンCですが、ビタミンCが多く含まれているのはパセリ、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなどで、鉄分は非ヘム鉄ですが、これらの野菜は肉や魚などの動物性たんぱく質と一緒にとることで効率よく鉄分が補給できる食べ物です。
また、ひじきなどの海藻類や豆腐などの大豆製品も鉄分を多く含んでいます。

また、マグネシウムも造血作用のある栄養素として大切で、造血組織で血液細胞の分化を促します。
マグネシウムは、大豆やアーモンド、ワカメなどに多く含まれています。

このように、貧血にいいとされる食材を見ていきますと、その全てが冷え性にもいいとされる食材です。
貧血には関係があまりないが冷え性には絶対にいいとされる食材もありますから、貧血にいい食材プラス冷え性にいい食材をフルに活用して、調理方法を色々と工夫することで、貧血も良くなり、冷え性も大幅に改善できるのではないでしょうか。
貧血と冷え性はいわば悪い意味での親戚のような相互関係がありますから、この両方を同時に改善するためのレシピの研究をしてみることもお勧めしたいと思います。

貧血改善にはサプリもおすすめ!冷え性も一緒に改善するかも?

食事改善+サプリメント
貧血は、その程度にもよりますが眩暈やだるさ、頭痛など様々な症状で現れます。
多くの貧血の原因は、鉄欠乏性貧血で鉄分の不足によって起こると考えて良いでしょう。
貧血は、血液が少ないのではなく血液の濃度が薄い事を言います。
鉄欠乏性貧血の場合、鉄剤の投与や、静脈注射を行う必要がありますが、殆どの場合は食生活を改善することで完治できると言われています。

しかし、ここで知っておく必要があるのが、貧血の改善の速度です。
鉄分は人間の体に蓄えて置くことができますから、貧血の症状は鉄分が不足し始めてから少しずつ始まり、蓄えた分の鉄分が底をついた時に顕著に現われます。
ですから、ひどい症状が出てから急いで食生活を改めたとしても、即効性は期待できないことは理解しておきましょう。
極度の貧血の食事などでの改善・治療は長い目で、継続的に行う事が大切なのです。

食生活の改善では、一番の理想は1日3食をきちんとバランスの取れた食材での食生活を行うことです。
1回の食事で、赤血球の成分であるヘモグロビンを作り出すタンパク質、ビタミンC、葉酸、ビタミンB12などをきちんと摂取することが大切です。

しかし、食事に気をつけるのは、忙しい私たちにはなかなか大変なことです。
したがって、その補助として、サプリメントを利用することもお勧めします。
また、貧血の種類には鉄欠乏性貧血の他、赤血球を作り出す骨髄に原因のある再生不良性貧血や、溶血性貧血と言う赤血球が溶けて壊れてしまう病気もあります。
これらの病気はそのまま放置しておくと、命にかかわる病気になりますので、貧血の場合はどのようなタイプの貧血なのかをしっかりと医師の診察で確認することが大切になります。
鉄分を補給する食生活やサプリメントで治る貧血ならばそれほど心配することはなく、また規則正しく適切な食事を摂っていれば、やがては貧血症状から抜け出すことができますが、そうでない場合の貧血では薬の投与や入院が必要になります。
どのような病気についても言えることですが、日頃から自分の体調に気を配り、ちょっとした体調の変化を見過ごさないようにして、すぐに改善の努力をしていくことが大切でしょう。

運動も取り入れて貧血・冷え性を改善しよう

ウォーキング
貧血、低血圧、胃腸が弱い、疲れやすいという体質の人はストレスが溜まると体調が極めて悪くなります。
このような体質の人は血液が少ないのですから、当然血行も悪くなり、冷え性を招き易くなります。
貧血体質は食事改善にプラスして、マルチビタミンを毎日飲む、週に2~3回は30分ほど早足で散歩、ウォーキングをするなどの補助的なことをするとより貧血改善が見込まれます。

朝食欲がない場合でも、最低限豆乳バナナジュースなどを飲みましょう。
しかし、貧血を完全に治すのには医者の指導を受けて、適切かつ規則正しい生活のリズムを確立しましょう。
また、食事や飲み物に留意して、良く咀嚼して消化器系統に負担がかからないようにすることが必要です。

筋肉の増強も必要なことですから、毎日の生活に適度な運動を取り入れましょう。
ストレッチでもいいですし、ラジオ体操でもいいでしょう。
さらにお勧めしたのはウォーキングなど、歩くことです。
体の筋肉を鍛えるのはいきなり過度に体を動かしても効果はなく、かえって逆効果で筋肉や関節を痛める恐れがあります。

貧血や冷え性にいい食べ物を正しい食べ方で摂り、筋肉に適切な運動を毎日続けることで貧血になり易い体質は、貧血にならない体質へと改善が可能なのです。
食事メニューと運動メニューを生活の一部として考え、毎日実行していれば、そのうちに疲れやすい貧血体質から抜け出した自分を発見出来るようになります。

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