冷え性の人にとって冬はほんとにツラい季節ですよね。
毎日カイロや湯たんぽが手放せない!
そんな人もいるかと思います。
そこで今回は安上がりで、しかもエコな手作りカイロの作り方と湯たんぽを紹介したいと思います。
コンテンツ
冷え性対策!手作りあずきカイロの作り方
- 綿タオル(使い古しの不要になったタオルで大丈夫です)
- あずきを100gほど
- 針と糸(ミシンを使うこともできます)
- 不要になったタオルを16cm×10cm程度に切ったものを2枚用意しましょう。
- そのうちの1枚を半分に折り、折った部分以外の2辺を縫い合わせます。
- 縫い合わせたら、ひっくり返します。そうすると、小さな袋ができますから、その中にあずきを半分ほど入れます。
- 残りの1辺を縫って、あずき入りの袋の出来上がりです。
- もう1枚のタオル布も同じ要領で作ります。
あずきカイロの使い方
- 電子レンジにあずきカイロを入れて温めます。
- 温める間、もし焦げたらすぐに止められるように様子を見て下さい。
温め過ぎると発火する恐れがありますから注意して下さい。 - 30秒~1分程度温めたら出来上がりです。
熱さを肌で確認しますが、あつ過ぎる場合は少し冷ましてから使いましょう。
あずきカイロの持続時間はそう長くはありませんし、サイズにもよりますが、この大きさですと15分~30分は持続します。
なお、レンジの加熱時間はあくまで目安ですから、家庭で使用するレンジによって異なりますので、注意し、低温火傷にも気を付けて下さい。
- ポケットつき腹巻きに入れて使います。
- レッグウォーマーの中に入れて使います。
- ルームシューズの中に入れて使います。
- 少し冷ましてから、両まぶたの上に置いてアイピロー代わりに使えます。
- タオルの縫い方により、座布団にも膝掛けにも、首をあたためるホットウォーマーにもなります。
冷え性対策!こんにゃくカイロの作り方
寒い冬の鍋ではおでんが好評ですが、そのおでんの具の一つにこんにゃくがあります。
ここでは、こんにゃくを食べる代わりに利用したこんにゃくカイロの作り方を見てみましょう。
食べて温かく、カイロでじんわりポカポカ温かいのがこんにゃくです。
- 板こんにゃく1枚
- 塩少々
- 普通サイズのタオル1枚
- ミニタオル2枚
- ビニール袋2枚
- こんにゃくを塩で軽く揉み、よく洗います。
- こんにゃくを二つに切ります。
- 鍋に熱湯を沸かし、その中にこんにゃくを入れ、2分程度茹でます。
- こんにゃくに熱が通ったら、鍋の火を止め、ざるで湯切りしますが、火傷をしないように気をつけて下さい。
- ざるに上げたこんにゃくの水気をタオルなどでよく拭きとります。
- こんにゃくをミニタオルで包み、それをビニール袋に入れて出来上がりです。
こんにゃくカイロの使い方
- 腹巻きのポケットに入れて使います。
- 膝あてや肘あての中に入れて、膝や肘を温めます。
- レッグウォーマーの中に入れて足首を温めます。
- 目や耳に当てて温めます。
こんにゃくカイロの持続時間は、使い方にもよりますが30分前後は温かさが持続します。
こんにゃくカイロは手で触れた時は熱くなくても、他の部位では熱く感じる場合がありますからご注意ください。
また、低温火傷にも注意しましょう。
こんにゃくカイロは生ものなので、かなり扱いに気を使います。
水気があり臭いがしますから自宅で使うぶんには問題はないのですが、外出先では使いにくいかもしれません。
使用感としては、足首などに当てているとじわじわと温かく、冷えているのを忘れていられるのも確かです。
なお、ここではミニタオルとビニールを使用しましたが、使う部分や用途によってどちらか片方だけにしたほうが使い勝手がいい場合もあるようです。
冷え性対策!ぬかカイロの作り方
ぬかカイロと聞くと変な感じがしないでもないのですが、これが冬場の寒さ凌ぎに役に立つならいうことなしです。
しかも、その作り方もそれほど面倒ではなさそうですから、寒いなと感じた時に試してみるのもいいのではないでしょうか。
ぬかカイロの材用と作り方は以下の通りです。
- ぬか(作りたいカイロのサイズに必要な量を用意します)
- ジッパー付き冷凍保存袋(レンジで温めるタイプの袋)1枚
- 薄手のタオル1枚
- 巾着もしくは湯たんぽカバー1枚
- 保存袋にぬかを入れます。
- 保存袋のジッパーを半分閉じて半分開けたままにします。
- 中身がこぼれないよう気をつけながらレンジに入れます。
- レンジで1分程度温めますが、レンジで温めている間に煙が出てきたらすぐにレンジを止められるようにレンジの前で様子を見ましょう。
- レンジから火傷に気をつけながら保存袋を取り出します。
- 保存袋が空気で膨らんでいる場合は、空気を少し抜いて保存袋のフタを閉めます。
- 保存袋をタオルで巻き、それを巾着に入れて出来上がりです。
ぬかカイロの使い方
- お腹の上に置いて湯たんぽがわりに使えます。
- 足もとに置いて足の裏を温めます。
- 保存袋を座布団の中に入れてお尻を温めます。
- 少なめの量で作り、目もとや首もとを温めます。
ぬかカイロの持続時間は、サイズや使い方によって変りますが、ミニ湯たんぽ程度の大きさなら1時間前後は温かさが持続します。
- ぬかは粉が細かいので袋などから漏れないように気をつけましょう。
- レンジで温めるときは、焦げつかないよう目を離さないようにしましょう。
- 火傷や低温火傷に気をつけましょう。
- 夏場はぬかが腐りやすいので注意しましょう。
- 何度も繰り返し使えますが、ぬかが焦げてきたら処分して下さい。
- カビが生えたり異臭がしたら処分して下さい。
- 使い終わったら、保存袋のジップを開けて湿気を逃がして下さい。
冷え性対策!保冷剤カイロの作り方
夏の保冷剤を冬はカイロとして使える便利な保冷剤カイロというものもありますから、ご紹介したいと思います。
自分で簡単に作ることができて、かなり長い間体を温めることが出来そうです。
夏場、買い物をすると小さなジェル状の保冷剤がついてきます。
この保冷剤はちょっと冷やすのに便利ですから、溜め込んで冷凍庫の中に眠っているのではないでしょうか。
この保冷剤を冬の寒さ凌ぎのカイロに変身させましょう。
保冷剤
- お湯を沸かします。
- 沸騰したお湯をどんぶりのような器に入れます。
- その中に保冷剤を入れますが、保冷剤は常温に戻したものを使用して下さい。
- そのまま2~3分程度待つてから菜箸等でつまんでお湯から取り出します。
- あらかじめ広げておいたタオルの上に置き、水気をよく拭き取りましょう。
- 温まった保冷剤をタオルなどで包めば出来上がりです。
保冷剤カイロの使い方
- ポケットつき腹巻きに入れて使います。
- レッグウォーマーの中に入れて使います。
- ルームシューズの中に入れて使います。
- 少し冷ましてから、両まぶたの上に置いてアイピロー代わりに使えます。
- タオルに巻いて首周りに巻き付け、首をあたためることが出来ます。
保冷剤カイロの持続時間は、保冷剤の大きさや保存状況によりますが、40分~1時間ほどは持ちます。
なお、市販のアイスノン(液状のもの)でも、同様の効果が期待できます。
- 中身がジェル状のものを使用すること。
- 電子レンジで温めるのは危険です。
- 火をかけた鍋の中に直接入れると袋が溶ける可能性があります。
- 熱いお湯を扱うので、火傷には気をつけましょう。
- 手で触わった時は熱くなくても、他の部位では熱く感じる場合がありますから注意して下さい。
- 低温火傷に注意しましょう。
電子レンジでチン!湯っこりんで冷え性対策
寒い冬場の冷え性の人に欠かせないのが湯たんぽですが、ここで市販されている変わったタイプの湯たんぽ「湯っこりん」をご紹介します。
この湯たんぽは電子レンジで温めるタイプの湯たんぽですが、最近は電子レンジでの加熱時間オーバーによる事故が多発していますから、危険だと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、ここで紹介する「湯っこりん」はそのような危険はなく、画期的な商品と言えそうです。
- 水の入れ替えがほぼ不要。
(ただし、初回と12日~15日に1回吸水が必要) - 電子レンジで温めます。
- 万が一、加熱時間を超過しても、水蒸気が湯たんぽのミシン目から発散するために破裂しません。
- 水蒸気が湯たんぽのミシン目から発散するため、蒸気による保湿効果が期待できます。
うっかりして電子レンジでの加熱時間を超過しても破裂しないとのは、心強い特徴ですが、勿論過熱時間が超過しないにこしたことはありません。
また、このようなタイプの商品の欠点として、蒸気による保温・保湿効果が得られにくいということがありましたが、「湯っこりん」はそのような欠点もクリアしています。
水換えが不要で、価格もそれほど高くはないでしょう。
しかし、多少の欠点もあるようです。
まず、加熱時間が7~10分と少し長めですし、はじめて使う時には専用の吸水バッグによる6時間の吸水が必要です。
気が短い人には不向きかもしれません。
また、1日に約30gずつ水分が減少しますから、12日~15日後には再度の吸水(時間にして12時間以上)が必要になります。
このように、若干吸水の手間はかかりますが、それが水蒸気を出す元になるのですから、この吸水時間が長いことは我慢することではないでしょうか。
その後で温かい時間が待っています。
また、足の乾燥に悩んでいる人はこの「湯っこりん」なら足の乾燥対策もできそうです。
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寒い夜の味方!エコ湯~ゆ愛と快眠ぽかぽかあんかで冷え性対策
冬場の寒さを凌ぐために、昔からカイロや湯たんぽ、さらには「あんか」が重宝されています。
最近の日本は不況から脱却することが出来ず、また地球温暖化防止が話題のせいもあり、エコと節約の商品として湯たんぽが寒さ対策で人気があるようです。
しかし、通常の湯たんぽにはいくつかの欠点があるようです。
- かなり大量の使った水は捨てることになる
- 湯を沸かすのにかなり時間がかかる(ガス代がかかる)
- お湯を湯たんぽに入れる際、温度調整や火傷に気を使う
- 職場などでは湯が沸かせないので使えない
などです。
エコ湯~ゆ愛は、水の入れ替えが不要な充電式の湯たんぽです。
(充電費用は1回につき2円程度とのことです)
そして充電時間は約15分~20分程度で、布団の中で使えば6時間程度温かさが持続します。
また、主成分が弱塩化ナトリウムなので柔らかいのが特徴で、充電に使うコードは取り外し可能なので邪魔になりません。
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そして、このエコ湯~ゆ愛と同じような商品に「快眠ぽかぽかあんか」があります。
快眠ぽかぽかあんかは、機能的には充電で温かくなり、水の入れ替え不要です。
充電の時のコードは取り外して使用できますし、本体は柔らかくて湯漏れの心配も不要です。
充電時間の終了は大きなブザーで知られますし、持続時間は4~5時間です。
湯たんぽでは大袈裟で、カイロでは物足りないというような場合には、あんかがいいのではないでしょうか。