shower

冷え性は東洋医学的な見地からみると、病気の一種です。
冷え性が起こる原因は色々ありますが、生活習慣から起こる場合があります。
例えば入浴はちゃんと浴槽に入らずにシャワーだけで済ます人が多くいますが、シャワーでは体の芯までは温まりませんから、冷えた体は表面的に温まるだけです。
汗をかきやすい夏場ではシャワーが手軽ですが、冷え性にはぬるめのお湯での半身浴がいいのです。
入浴は体の芯まで温めることができ、老廃物を汗と一緒に体外へ排出する効果があります。

それから、最近の下着は小さめのものが多いようですが、これも冷え性にはよくありません。
体を覆う部分が少ない下着では外気に触れる部分が多くなり、女性の子宮卵巣を冷やすことになります。
ガードルやサイズが合わない下着も体を締め付けることで血の流れが悪くなるので、お勧め出来ません。

さらに、無理なダイエットは自律神経を狂わすことがありますから、今は冷え性でなくても将来冷え性になる可能性が高くなります。
食事を極端に減らすダイエットは最初のうちは痩せるかもしれませんが、人体の本能が働いて次第に脂肪を蓄積しようとしますから脂肪がつき易い体になっていきます。
食事制限だけで痩せようとする人体は、見た目が痩せていても実は体脂肪が多い隠れ肥満の人が多いようです。
そして、無理なダイエットはホルモンバランスを崩し生理が止まる事もありますが、更年期障害のような症状が出る人もいます。

規則正しい生活をしていないと、糖尿病高脂血症高血圧高尿酸血症などの生活習慣病に罹り易くなり、これらの疾患は虚血性心疾患脳卒中などの原因に進行する場合があります。
例えこのような生活習慣病にならなくても、不規則な生活は冷え性など体の不調を引き起こす原因になりますから、毎日の正しい生活のリズムを作るように心がけたいものです。
基本的には1日に3食、バランスの良い食事を摂り、よく歩き、ストレスを溜めないで、一定時間の睡眠をとるという規則正しい生活習慣を身につけることで、冷え性になりにくい体質が出来ますし、風邪などもひかない丈夫な体になります。
繰り返しますが、不規則な生活習慣が冷え性を引き起こし易くなり、また、不規則な生活習慣では冷え性は改善出来ないのです。