冷え性の人は、積極的に温かい食べ物を食べることがオススメだと言われています。
こちらでは冷え性対策または改善に効果的な鍋料理を紹介します。
また、簡単な作り方やレシピも併せて紹介していくので、ご自宅で作ってみてください。
代表的な鍋料理!冷え性対策におすすめ~あんこう鍋
温かいあんこう鍋で寒い日は体をよく温めて冷え性対策をしましょう。
ここで紹介するあんこう鍋の作り方は1例ですから、この他にも色々あるでしょう。
- あんこう(5~6cm角に切ったもの)800g
- あんきも100g
- しいたけ4枚
- えのきだけ100g
- 人参1本
- 春菊1束
- 長ねぎ1本
- 白菜2枚
- 焼き豆腐1丁
- しらたき1袋
- 味噌大さじ5
- 水8カップ
- ほんだし大さじ2
- 醤油1/2カップ
- みりん大さじ4
- 酒大さじ2
作り方
- あんこうの切り身は沸騰した湯で10秒ほど湯引きして、氷水につけてからザルに上げ、水気をきります。
- あんきもは蒸し器で10分~25分蒸して、5mm幅に切っておきます。
- 人参は、飾り用に7~8枚、5mm幅の薄切りにして花型で抜き、下ゆでします。残りは半月切りにします。
春菊は根元のかたい部分を切り、長さを3等分に切ります。 - しいたけは石づきを取り、表面に飾り包丁を入れましょう。
えのきだけは根元を切り、大きめにほぐします。
ねぎは5mm幅の斜め切り、白菜は5cmの角切りにします。 - 焼き豆腐は8等分に切り、しらたきは水で洗い、サッとゆでて5cm長さに切ります。
- 土鍋を熱して、2のあんきもの1/3の量を入れ、弱火で丁寧にそぼろ状にから煎りします。
少し焦げ目がつき、油が出てきたら、味噌を少しずつ加えてさらによく煎りましょう。 - 次に、水を少しずつかき混ぜながら入れ、ほんだし類を加えて味を調えます。
- 1のあんこうと半月切りの人参、4、5を加え、強火にかけます。
煮立ったら残りのあんきもを加え、アクを取りながらさらに煮込みます。 - 具材が柔らかくなったら、3の春菊と飾り用のにんじんを加えます。
これで見た目もきれいなあんこう鍋の出来上がりです。
早速温かいうちに、よく咀嚼して食べましょう。
冷え性対策用あんこう鍋の作り方でした。
【あんこう鍋の作り方動画】
カプサイシンで体の中から温めよう!冷え性対策におすすめ~チゲ鍋
本場の韓国キムチ鍋には美味しさのコツがあるようです。
発酵の進んだキムチがあれば、チゲ鍋を作って本場の味を楽しみましょう。
本場の味を楽しみながら、冷え性対策ができるのは一挙両得のメニューだと言えます。
- キムチ(一口大)300g
- 豚ばら肉(かたまり)100g
- 韓国春雨20g
- 豆腐1/3丁
- 万能ネギ2本
- コチュジャン小さじ2
- ごま油大さじ1
- 水2カップ
※好みで魚やきのこ類
作り方
- 豚肉を角切りにしてコチュジャンと混ぜておきます。
- 鍋に1とごま油を入れて炒め、肉の色が変わったらキムチを加えて、さらに中火で10分ほど炒めます。
- そこに水を加えて強火にし、10分ほど煮ます。
- 韓国春雨は食べやすい長さに切って、50度~60度のお湯に20分ほど浸しておきます。
- 3の上に食べやすい大きさに切った豆腐、5cmの長さに切った万能ネギ、4を乗せて強火で2分ほど煮ます。
ここでのポイントは、キムチを炒めることです。
キムチは炒めることで、アミノカルボニル反応という糖分(砂糖やデンプンなど)とアミノ酸(塩辛が分解されてできる)が反応してくっつき、香りやおいしさをたかめる反応が起こるのだそうです。
これが効果的な反応で、旨味成分が34%ほどもアップするとのことです。
日本で知られていないようですが韓国では当たり前のレシピだそうです。
因みに、鍋の時に相性のいい魚の代表は、イノシン酸の量が多いとされるサバが相性がいいとのことです。
寒い季節には、温かい鍋物が一番です。
是非とも、キムチ鍋とチゲ鍋を作ってみて、その味の違いを試してみて下さい。
そして、両方ともが冷え性の人によく、冷え性の改善になる鍋なのですから、週に1回は寒い冬の季節には食べたいものです。
これに他の鍋やカレーライスなどを上手に食べれば寒さ知らずの体になるのではないでしょうか。
【チゲ鍋の作り方動画】
体がぽかぽかになる!冷え性対策におすすめ~キムチ鍋
ここでは、体が温まるキムチ鍋と、ついでにキムチうどんをご紹介します。
- 白菜キムチ150g
- 豆腐(絹ごし)1/2丁
- 豚ロース薄切り肉200g
- 長ねぎ2本
- ニラ1束
- にんにく1片
- しょうが各1片
- ごま油大さじ1
- 味噌大さじ2
- 白いりごま大さじ1
- 一味唐辛子適宜
作り方
- 豆腐は水切りし、縦半分に切ってから4等分に切り、豚肉は一口大にします。
長ねぎは5mm幅の斜め切りにし、ニラは5cm長さに切り、にんにく、しょうがはみじん切りにします。 - フライパンを熱してごま油をひき、にんにく、しょうがを弱火で炒め、香りが出てきたら、豚肉を加えて強火で炒めます。
- 肉の色が変わったら長ねぎを加えて炒め、長ねぎに油がまわったらフライパンの七分目まで湯を加えます。
お湯が沸いてきたら火を弱めてあくを取り、豆腐、キムチを加えてひと煮します。 - 味をみながら味噌を溶き入れ、ニラを加えてサッと煮して、仕上げにごまと一味唐辛子を振ります。
このキムチ鍋のコツとポイントは、火の通りにくい野菜から入れること、葉物は最後に入れることです。
【キムチ鍋の作り方動画】
冷え性対策におすすめ~キムチうどん鍋
- 白菜
- もやし
- 白ねぎ
- えりんぎ
- まいたけ
- しめじ
- ニラ
- 青ねぎ
- うどん2~4玉
- 豚バラ肉200~400g
- キムチ(お好きなだけ)
- ウェイパー大さじ2
- しょうが1片
- オリーブオイル(お好みで)
※野菜は好きなものなら何でもOK
作り方
- 鍋にウェイパーとしょうがのスライスを入れ火にかけ、白菜を入れます。
- そこへうどんを入れ、火の通りにくい野菜を順番に入れます。
- グツグツと煮えてきたら、豚バラを入れ鍋の真ん中にキムチを好きなだけ入れます。
- 食べるときはキムチを混ぜて食べますが、辛すぎたときにはオリーブオイルを入れてみるとマイルドになります。
まずキムチうどんなら厳寒の夜でも食べながら汗が出ることは間違いないでしょう。
寒さ知らずの体にするのにはもってこいの食べ物です。
【キムチうどん鍋の作り方動画】
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