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手先や足先などに比べて、冷えている自覚症状がないのに意外と冷えているのが太ももヒップです。
太ももやヒップが冷える理由は二つほどあるようです。
その一つは脂肪セルライト(老廃物)のせいだと考えられます。
脂肪やセルライトが溜まると、皮下組織の中で血行不良が起きやすくなります。
大きくなった脂肪の周囲に、セルライトや水分が溜まった状態になるのです。
セルライトのせいで血行不良が起こり、脂肪細胞同士がお互いに付着し合ってさらに大きな塊になり、セルライトがある脂肪層はますます厚みを増していきます。
こうなると血行もどんどん悪くなりますから、太ももやヒップは冷たくなってしまいます。

もう一つは日常生活であまり動かない人で、 特にデスクワークの人はほとんど動かすことの出来ない太ももに冷えを感じ易いようです。
太ももやヒップには体の筋肉の約8割が集まっていますから、大量の熱を発生させている部位ですが、その太ももの筋肉が動かないで冷えやすい状態にあると、筋肉が硬くなり、血液の循環機能が弱ってしまいます。
しかし、セルライトが原因であれ、太ももの筋肉が原因であれ、冷えきった太ももやヒップは改善しなければなりません。
太ももに冷えを感じた時はゆっくりと屈伸運動を繰り返して筋肉を動かすことで血流を良くして冷えを溜め込まないようにしましょう。
それ以外の簡単な運動としては、スクワットがお勧めです。
膝や腰に負担がかからないのであれば、エレベーターを使わずに階段を登り降りしたりしましょう。

入浴の際、手軽にできるマッサージもあります。
腿の付け根を4本の指先で、円をかくようにくるくると強くなくマッサージして、太ももを膝から付け根に向かって揉みほぐしてみてください。
冷えた太ももをすぐに温めたい時には湯たんぽを太ももの上に乗せて、その上から膝掛けを掛けて太もも全体を温めましょう。
寒い時期にひざ掛けを愛用している人は多いようですが、冷え性の人にとっては、下半身の冷えが一番改善しにくいのです。

足首が冷えて痛い

足首が冷えて痛みを感じてる、寝る時に布団の中でなかなか体が温まらない
また、冷えのぼせがきついという場合があります。
足首には昼間履いている靴や靴下、パンツの隙間から冷気が入りやすく、さらに冬場は地面からの冷えも重なりますから、体の中でも一番冷えを感じやすい部位でしょう。
しかも心臓から離れていますから、足首の血流も悪くなりがちです。
このような場合、仕方がないなどとそのままにしておくと、さらに血液の流れが悪くなり、益々足先が冷えて、その反動で上半身が熱くなる、冷えのぼせ症になりかねません。

一方で、足首を温めると、体全体が温かくなり気持ち良く快適に過ごせます。
足首が冷えて、痛みまで感じるということは、足首だけではなく足の指先もおかしくなっている筈です。その原因は血流が不十分で、熱というエネルギーを血液が運んでくれないからです。
したがって、そのまま苦痛を我慢するようなことは避けなければなりません。
とにかく、その症状はなんらかの手段を講じて、たとえ眠くても(寝付けませんが)、次のような自分でできる足首の温め方をしてみましょう。

  • 簡単な足首回しをします。
  • 椅子や床に座って足を伸ばした状態で、両方の足首を大きく左右に10回ほど回します。
    これは足首の血流を良くするためですが、足首の痛みが激しい時には無理はしないでください。

  • ツボ刺激「三陰交」をします。
  • 三陰交は足の内側の内くるぶしから指四本分ほど上にあるツボです。
    このツボを指先で押して刺激を与えます。
    すぐには効きませんが、常にこのツボを押すようにすることで改善につながるでしょう。

  • 足湯が効果的です。
  • 両足が入るバケツに少し熱いと感じる程度のお湯を入れます。
    お湯は熱すぎないようにして下さい。
    湯の量はくるぶしが浸かる程度で、バケツの前に椅子を用意して椅子に座ったまま両足をバケツに入れます。
    15分程度は足を浸しますが、湯がぬるくなってしまうので、途中で差し湯をします。
    その後で冷たい水を足にかけるのがコツです。
    温まった足はきちんとタオルで水気を拭き取り、場合によっては緩めの靴下を履くのもいいでしょう(靴下はきつくないようにして下さい)。

足先が冷える

足先(つま先)が冷え切っていると、感覚が無くなり、靴下を重ねてみても少しも温まらないようなことがあります。
足先が冷える場合、それが冷え症のためか、そうでないかを判別してみましょう。

  • 足先が冷えていても、厚めの靴下などを履いて少しすると自然に足先が温かくなる人。
  • 冷え症ではないでしょうが、常に厚めの靴下を履くようにして、靴や床などからの冷えの影響を受けないような工夫をすることが大切です。
    また、肌を露出しないような服装、体を締め付ける服装、薄着などにも注意しましょう。

  • 足先が冷えていて、靴下を重ね履きしても温かくならない人。
  • このタイプの人は筋力の低下などで血液を足先まで送り届ける力が弱かったり、元来体温が低く、体内で熱を発生させる力が弱いため、足が温まらないので冷え症を疑いましょう。
    このような人は、日頃から血流をよくする運動やマッサージを行って筋肉をつけたり、血流の悪さを改善する努力をすることが必要です。
    また、足先だけではなく体全体が冷えていることが多いので、腹部やふくらはぎなども温める工夫が必要です。

  • しもやけができてしまう人
  • このような人は普段から足先の血行が悪いのに寒い場所にいることが多いために足先や指先など、心臓から離れている体の末端まで血液がちゃんと流れないために、しもやけの症状になります。
    どうしても寒い場所に長時間いなければならない時は、カイロを使って足を冷えからガードすると同時に、体全体を冷やさないように気をつけて、温かい食べ物や飲み物を積極的に摂るようにしましょう。
    また、雨などで手足が濡れた状態のままにしておくと血液が悪くなってしまいますから注意して下さい。

  • 足裏や足の指の間に汗をかき易い人
  • このような人はその汗が冷えて足先を冷やしてしまいます。
    往々にして自分では汗をかいていることに気づかないので、その汗がやがては冷えてきて足の血管を冷やしてしまいます。
    時々、自分の足指などに気を配り、汗をかいているようなら靴下を脱いで汗を拭き取り、乾いた状態にしましょう。

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